かのこちゃんとマドレーヌ夫人 [本]
前に新聞で紹介されていたので気になっていた本です。
かのこちゃんは小学校1年生。マドレーヌ夫人はそこに身を寄せるアカトラのネコ。『夫人』と付くのは夫がいるから。夫はかのこちゃんちの飼い犬、玄三郎さん。マドレーヌ夫人はネコでありながら外国語(イヌ語)が解るのです。ただし、夫限定ですが。
かのこちゃん目線の小学1年生らしいエピソードと、マドレーヌ夫人のネコ目線での日常を通して、愛と友情、出会いと別れが書かれた作品です。
ファンタジーです。ですが、単なる御伽噺ではない、ちゃんと地に足が着いた物語です。
クスクスと笑えて、しんみりとなり、心が温かくなります。
児童書じゃないのかな?
小学校高学年から読めると思いのですが、漢字にルビが付いてないので、ちょっと苦戦するかな。
想い雲―みをつくし料理帖 読みました。 [本]
想い雲-みをつくし料理帖- [本]
みをつくし料理帖の新刊が出ましたね~!!
想い雲―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-3 時代小説文庫)
- 作者: 高田 郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2010/03
- メディア: 文庫
図書館にはいつ入ってくるのかなぁ。。。
楽しみです
もちもちの木 -読み聞かせ3年生- [本]
今日は3年生に読み聞かせでした。
3年生と言っても、もうすぐ4年生。
ちょっとは長いお話をと思い、これに決めました。
おくびょうな豆太が、大好きなじさまを助けるために、勇気を振り絞って夜道を駆け抜ける。そして、勇気がある子供だけが目にする事が出来るという、もちもちの木に火が付いたすばらしい光景を見ることが出来た。
この本は1971年に出版されています。時代を超え、読み継がれてきている本です。
じさまが『にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。』と言っていることに尽きると思います。やさしさは勇気にもなるのです。
そして、何よりこの絵が印象深いですよね。もちもちの木の不気味さや、じさまの優しい眼差し、豆太の必死さ、火の付いたもちもちの木の美しさ。どのページも引き込まれます。
担任の先生が『いつもより真剣に聞いていました。図書館にも置いてありますか?』と言ってくださいました。また、読んでもらえるとうれしいです。
余談ですが、小学校1年のときこれの読書感想文を書いた思い出があります。
みをつくし料理帖 [本]
立て続けに読みました。
『八朔の雪』と、『雪散らしの雨』
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
- 作者: 高田 郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/05
- メディア: 文庫
主人公の澪ちゃんが健気です。周りの人々の情に泣かされます。
関西と関東の料理の違いもよくわかります。「そうそう!!」と読みながら相槌を打っちゃいます。
いろいろ謎も出てきて、読者を放しませんねぇ~。
恋の行方も気になるし、幼馴染のことも気がかりだ。店の主の過去話もまだ出ていないし、ライバル店との今後は?若旦那の消息は?そしてあの気になる方の正体は?
と、まだまだ続きそうですね。
時代小説として読むと少々物足りなさを感じますが、時代小説の入り口には丁度いいと思います。
心が疲れたときに読むと、元気を分けてもらえそうです。
作者の方は元漫画原作を書いていらしたそうで、非常に私の肌に合います
読み聞かせ -1年生- [本]
1年生に読み聞かせです。
1年生と言っても、もう2年生に近いですよね。
ということで、少し長めのものを選んでみました。
ろくべえを助けようとしている子達は、1年生です。自分と重ね合わせて感情移入ができたのか、みんな真剣に聞いてくれました。
2冊読もうと思って、少し駆け足で読んみましたが、結局時間がなくなりこの1冊しか読めませんでした。もっと落ち着いて読んであげればよかった。。。
ちなみに、もう1冊は、長新太さん繋がりで。
山奥の川にかかっている橋を渡るとき、みんな長~~くなるよ、という面白い本です。
読み聞かせ-1年生ー [本]
何を読もうか迷いに迷ったのですが
私の好きな本を読んできました。
きょうはみんなでクマがりだ (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: マイケル ローゼン
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1997/10
- メディア: 単行本
『きょうはみんなで~』は子供たちの反応がよく、川の場面では「わぁ、どうしよう・・・」とか、「これじゃ、さきにいけないね」とか、言ってくれていました。ただ、最後の落ちが今ひとつだったようで、不思議そうに見ている子もいました。
『コッケモーモー!』も、いい反応でした。ページをめくる毎に「次はあひるだ!」「ブタだからブーブーだ!」と、リアクションしてくれました。終わってからも、「コッケモーモー」「コッケメーメー」と楽しそうに動物の鳴きまねをして見せてくれました。
獣の奏者 [本]
NHKで、放送されていたアニメ 『獣の奏者 エリン』。
とてもいい作品でした。
原作が読みたくなり、昨年買って読みました。
青い鳥文庫の『獣の奏者』。1~4巻を買いました。
4巻の最後『おわり』と書いてあり、あとがきにも作者が『完結です』と言うことが書いてあったので
『あ~、これで終わりなんだ。その後は読者の考え次第なんだな。』
と思っていました。
しかし、アニメの最終回を見て
『エリンちゃん、お母さんになってる!!え?お相手はあの方?何?続きがあるの?』
と、????だらけになった頭で ネットで検索してみると
なんと!!
続きがあるではないですか!!
青い鳥文庫での4巻分は、講談社の本では『闘蛇編』『王獣編』の2巻に収まっています。
あれから、11年後です。
エリンの葛藤は自分だけのものではなくなりました。
家族ができ、国を想い、世界の大きさを知り、自分が開けてしまった扉のその先が何を指し示すのか。
感動!!涙を何度も流しました!!
エリンの母として、妻としての想い。母ソヨンとの考えの違い。王獣たちとの絆。獣の医術師としての探究心。自分の生い立ち。国の成り立ち。エリンを取り巻く人々の苦悶。
そして、物語が一段楽しても消えなかった謎が、すべて解き明かされました。
NHKさん!!続きもアニメ化お願いします!!!!
彩雲国物語-暗き黄昏の宮ー [本]
よみきかせ (1・3年生) [本]
う~む、何を読もうか迷ったのですが
ウチにある本でこれを。
この本はとある出版社の1年生の教科書にも載っているらしいので、1年生に丁度いいかと思い、読んでみました。
3年生にも読みました。
どちらも食いつきは良かったです
3年生は時間がなく、この1冊だけでしたが
1年生にはもう1冊。
この季節にぴったり!!
・・・でも、本当はこっちを読むはずでした。
予備として持っていっていた『いただきます』を出しちゃったら
子どもたちが、『これがいい~!!』って言うもので。。。
来週の2年生には初志貫徹で行きたいと思います!!