獣の奏者 [本]
NHKで、放送されていたアニメ 『獣の奏者 エリン』。
とてもいい作品でした。
原作が読みたくなり、昨年買って読みました。
青い鳥文庫の『獣の奏者』。1~4巻を買いました。
4巻の最後『おわり』と書いてあり、あとがきにも作者が『完結です』と言うことが書いてあったので
『あ~、これで終わりなんだ。その後は読者の考え次第なんだな。』
と思っていました。
しかし、アニメの最終回を見て
『エリンちゃん、お母さんになってる!!え?お相手はあの方?何?続きがあるの?』
と、????だらけになった頭で ネットで検索してみると
なんと!!
続きがあるではないですか!!
青い鳥文庫での4巻分は、講談社の本では『闘蛇編』『王獣編』の2巻に収まっています。
あれから、11年後です。
エリンの葛藤は自分だけのものではなくなりました。
家族ができ、国を想い、世界の大きさを知り、自分が開けてしまった扉のその先が何を指し示すのか。
感動!!涙を何度も流しました!!
エリンの母として、妻としての想い。母ソヨンとの考えの違い。王獣たちとの絆。獣の医術師としての探究心。自分の生い立ち。国の成り立ち。エリンを取り巻く人々の苦悶。
そして、物語が一段楽しても消えなかった謎が、すべて解き明かされました。
NHKさん!!続きもアニメ化お願いします!!!!
娘の友達が、エリンファンで、全巻読んだそうです。
「結婚して、子どももいて、まだ続きがあるんだよ。」
と、娘が言っていました。
そんなに感動するのですね。
どうしようかな。
私も読んでみようかな。
by 伊万里 (2010-01-21 16:07)
>伊万里さん
よかったですよ~♪
守人シリーズのような、はらはらドキドキは少なめですが、だんだんと謎が解けていく過程に引き込まれました。
おススメです!!
by ねこの手 (2010-01-22 09:56)