もちもちの木 -読み聞かせ3年生- [本]
今日は3年生に読み聞かせでした。
3年生と言っても、もうすぐ4年生。
ちょっとは長いお話をと思い、これに決めました。
おくびょうな豆太が、大好きなじさまを助けるために、勇気を振り絞って夜道を駆け抜ける。そして、勇気がある子供だけが目にする事が出来るという、もちもちの木に火が付いたすばらしい光景を見ることが出来た。
この本は1971年に出版されています。時代を超え、読み継がれてきている本です。
じさまが『にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。』と言っていることに尽きると思います。やさしさは勇気にもなるのです。
そして、何よりこの絵が印象深いですよね。もちもちの木の不気味さや、じさまの優しい眼差し、豆太の必死さ、火の付いたもちもちの木の美しさ。どのページも引き込まれます。
担任の先生が『いつもより真剣に聞いていました。図書館にも置いてありますか?』と言ってくださいました。また、読んでもらえるとうれしいです。
余談ですが、小学校1年のときこれの読書感想文を書いた思い出があります。
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モチモチの木は3年生の教科書に載っているところもありますね。
斉藤先生の作品は言い回しが難しかったりして読むのは大変です。
ちゃんと読み込まないでいきなりやると失敗しました。
私は今回5年生の読み聞かせをしました。
by 伊万里 (2010-03-12 00:50)
>伊万里さん
そうそう、前日、当日と何度も読みましたよ。
有名な本ですが古いためか、今、あまり読まれていないようです。
前回の『ろくべえまってろよ』も、知っている子はいませんでした。
今後の読み聞かせには、こんなタイプの本を用意してもいいかもと思いました。
by ねこの手 (2010-03-16 11:54)