みをつくし料理帖 [本]
立て続けに読みました。
『八朔の雪』と、『雪散らしの雨』
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
- 作者: 高田 郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/05
- メディア: 文庫
主人公の澪ちゃんが健気です。周りの人々の情に泣かされます。
関西と関東の料理の違いもよくわかります。「そうそう!!」と読みながら相槌を打っちゃいます。
いろいろ謎も出てきて、読者を放しませんねぇ~。
恋の行方も気になるし、幼馴染のことも気がかりだ。店の主の過去話もまだ出ていないし、ライバル店との今後は?若旦那の消息は?そしてあの気になる方の正体は?
と、まだまだ続きそうですね。
時代小説として読むと少々物足りなさを感じますが、時代小説の入り口には丁度いいと思います。
心が疲れたときに読むと、元気を分けてもらえそうです。
作者の方は元漫画原作を書いていらしたそうで、非常に私の肌に合います
タグ:本
>いっぷくさん
nice、ありがとうございます。
by ねこの手 (2010-03-16 11:50)